右中間への打球が成長の証し プロ注目の右打者、NTT西日本・成瀬

Date: Category:速報 Views:2 Comment:0

都市対抗野球大会近畿2次予選でチームトップの7打点を稼いだ大阪市・NTT西日本の成瀬脩人内野手=わかさスタジアム京都で2025年6月8日、北村隆夫撮影
都市対抗野球大会近畿2次予選でチームトップの7打点を稼いだ大阪市・NTT西日本の成瀬脩人内野手=わかさスタジアム京都で2025年6月8日、北村隆夫撮影

 28日に開幕する第96回都市対抗野球大会。全国12地区の厳しい予選を突破してきた代表チームの主役候補を紹介します。2回目は近畿第1代表で、11年連続36回目出場の大阪市・NTT西日本で2年目の成瀬脩人内野手(24)。プロ注目の右の好打者に迫りました。

 都市対抗野球大会の出場チームの主役候補を紹介する過去の記事は以下から読めます
 ・「海のように広いところも任される人に」トヨタ自動車・熊田任洋

力強さ増した打撃

 右打席から逆方向の右中間へ伸びる打球が成長した姿を物語る。

 1点勝負となった第1代表決定トーナメント準決勝のパナソニック戦。両チーム無得点で迎えた七回に放った決勝点の適時二塁打は、持ち味である右方向への当たりだった。

 数字には表れない状況に応じた打撃も光った。

 日本生命との第1代表決定戦は2点を勝ち越された延長十回裏、先頭で打席が回ってきた。無死一、二塁から始まるタイブレーク。「ヒットでつなごう」としたが、2球で追い込まれると「最低限の仕事を」と意識を変え、冷静に相手バッテリーの配球を読んだ。

 「(長打のある)内角には攻めてこないだろう」と目付けを外…

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.