日本維新の会は8日、前原誠司共同代表の辞任に伴う国会議員団代表選の結果、藤田文武前幹事長(44)を議員団代表に選んだ。藤田氏は吉村洋文代表(大阪府知事)から党の共同代表に選任され、国会対応における新たなかじ取り役になる。
代表選には藤田氏のほか、松沢成文参院議員(67)と斉木武志衆院議員(51)が立候補した。維新所属の衆参両院議員による投票の結果、藤田氏が過半数の49票を得た。斉木氏は7票、松沢氏は1票だった。
藤田氏は衆院大阪12区選出の当選3回。維新創設者の一人である松井一郎氏と後任の馬場伸幸氏がそれぞれ代表だった2021~24年に幹事長を務めた。【園部仁史】
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