8月1日よりAmazonプライムで配信されているバラエティ企画『賞金1億円の人脈&人望バトル トモダチ100人よべるかな?』に、キムタクこと木村拓哉が登場して話題を呼んでいる。
「バナナマンの設楽統さんとバカリズムさんによる進行の下、河合郁人さん、さらば青春の光・森田哲矢さん、Mattさんという個性際立つ3人が『プレーヤー』として出演。朝10時から深夜0時までという制限時間内で、電話のみを使って、どれだけ多くの“トモダチ”を呼び出せるかを競い合いました。最も多くトモダチを呼べたプレーヤーには賞金1億円が贈られるというものでした。
ただ、プレーヤーの3人と、スタジオに来てくれたトモダチは直接対面できない上、プレーヤーがトモダチを呼ぶ際には詳しい内容を伝えてはいけないというルール。集まったトモダチも何をすればいいのかわからず、ただただ戸惑ったり、疑心暗鬼になったりする様子が描かれました」(芸能記者)
さらば森田のトモダチは、1人目でいきなり人気ミュージシャンが登場。エピソード2では、河合郁人のトモダチとして、まさかの「超大物」が現れ、スタジオに集まっていた共演者一同が騒然となった。
「河合さんの『トモダチ』としてスタジオに姿を現したのは、河合さんの15歳年上で、憧れの大先輩である木村拓哉さんでした。途中で電話を切られていたこともあり、むしろ木村さんを怒らせてしまったかもと気を揉んでいた河合さんは、木村さんの登場に感極まって涙目に。スタジオも木村さん登場に興奮に包まれる中、その時点で友達として呼び出されていたクロちゃんや、日頃、木村さんと接点のない共演者らは、別格のスターオーラを放つ木村さんに、皆、一斉に気を遣い始めるという不思議な展開となりました」(同前)
サブスクのバラエティの新番組に、まさかのキムタクが登場したことで、X上では、
《キムタク来るのは流石に予想外》
《キムタク来た途端に部屋というか番組の雰囲気が変わるの草》
《キムタクがバラエティに出ると見てるこっちまでピリッと緊張するなすごいわ》
など、衝撃を受けたユーザーの声が次々と上がっている。芸能記者が語る。
「SNSでは、木村さんの圧倒的な存在感に絶賛が集まる中、木村さんを単なるバラエティの企画で呼びつけたことに苦言を呈する人もいます。TBSの元プロデュサーも厳しい評価をポストしており、
《木村拓哉という、長い間、沢山のキャストスタッフファンが大事にしていた木村拓哉さんを、自分のためにバラエティーに呼びつけるのは、流石にいかがなものかと思った》
と語ったうえで、
《俺は、バラエティーの人たちに聞きたい。高倉健や松田優作を、この企画で呼びましたか?木村拓哉は、本来、そういうレベルの人ですよ》
と憤っています。確かに、木村さんと、クロちゃんや、お見送り芸人しんいちら芸人との絡みは絵的に斬新でしたが、木村さんといえば、自身のドラマの番宣以外ではバラエティに出るイメージがあまりない大物。それだけに、今回のように“使い捨て”にされるような出演の仕方をおかしいと感じた人もいたようです」
実際、芸能界の「“暗黒のルール”が変わりつつある」と芸能ジャーナリストだ。
「旧ジャニーズ体制では絶対に出演許諾は得られなかったと思いますよ。今はSTARTO社となり、本人の意思がより優先されるようになったのではないでしょうか。そもそも、STARTO社の男性アイドルはこれまで長い間、“ネット上での写真掲載はNG”でした。タレント本人のSNSやYouTubeなどもってのほか。ところが、今ではトップオブトップである木村さんが、自身のYouTubeチャンネルを持つ時代ですからね。
スターも親しみやすさが重視される時代に合わせ、木村さんのメディア露出の方針も変ってきたのでしょう。ところが、大スターがネット進出した結果、霜降り明星の粗品さんが木村さんの身長をイジるなどして“ネタ化”し、木村さんのカリスマ性が失われつつあります。やはり往年のファンなら『あのキムタクが』と、がっかりするでしょうね」
形はともかく、登場したこと自体がこれだけ話題になるのも、さすがはキムタクといったところか。
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