<1分で解説>ガザ地区の戦闘拡大計画 トランプ政権が容認

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イスラエル軍の銃撃による犠牲者の遺体を運ぶ人たち=パレスチナ自治区ガザ地区北部ガザ市で2025年8月6日、ロイター 拡大
イスラエル軍の銃撃による犠牲者の遺体を運ぶ人たち=パレスチナ自治区ガザ地区北部ガザ市で2025年8月6日、ロイター

 ガザ地区での戦闘を巡り、トランプ米政権がイスラエルのガザ全土占領を含む戦闘拡大計画を容認することを決めたと報じられました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ガザ地区の戦闘拡大計画」を解説します。

Q ガザ地区って?

A ガザ地区はパレスチナ自治区の一部で、地中海沿いにある細長い地域です。イスラム組織ハマスが実効支配しています。

Q イスラエルがガザ地区での戦闘を拡大するって聞いたよ。どんな計画なの?

A イスラエルはガザ全土を占領することも含めた戦闘拡大計画を進めています。まず北部ガザ市の約100万人の住民に避難命令を出し、支援物資の配布拠点や避難場所を数週間かけて整備した後、第2段階で戦闘を広げる予定です。

Q トランプ政権はどう関わっているの?

A イスラエルの戦闘拡大計画を容認することを決めたと報じられています。また、米国は人道支援物資の搬入について改善を求めているようです。

Q 戦闘拡大で何が心配されているの?

A ガザ保健当局によると、6日までの過去24時間で138人が死亡し、2023年10月の戦闘開始以来、ガザ側の死者は6万1158人になっています。

 被害の拡大が懸念されるだけでなく、ハマスに拘束されている人質の命が危険にさらされることが心配されています。

 そのためイスラエル国内でも反対の声は根強いです。

Q 停戦の交渉にも影響しそうなの?

A イスラエルと米国は、ハマスが武装解除し人質全員を解放する包括的な合意を目指していますが、ハマスが応じる可能性は低く、停戦がさらに遠のく恐れがあります。

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