PLユニホーム復活? 赤からデザイン変更の高知中央 夏の甲子園

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PL学園(左)と高知中央のユニホーム 拡大
PL学園(左)と高知中央のユニホーム

 第107回全国高校野球選手権大会は第4日の8日に1回戦があり、高知中央は初出場の綾羽(滋賀)と対戦する。

 高知中央は2年前の初出場時からユニホームのデザインを一新。あの名門とそっくりのユニホームに袖を通し、2回目の舞台に挑む。

クリーム色のユニホームを着用する高知中央の選手ら=阪神甲子園球場で2025年8月2日、長宗拓弥撮影 拡大
クリーム色のユニホームを着用する高知中央の選手ら=阪神甲子園球場で2025年8月2日、長宗拓弥撮影

 「KOCHI」

 「CHUO」

 クリーム色のユニホームの胸には、紺色で上下2段に学校名が刻まれている。そして、帽子もアンダーシャツもストッキングも紺色を着用している。

 春夏の甲子園大会を7度制し、歴代3位の通算96勝を誇るPL学園(大阪)のユニホーム「PL」「GAKUEN」にそっくりだ。

センバツ大会で本塁打を放つPL学園の清原和博=阪神甲子園球場で1985年3月29日撮影 拡大
センバツ大会で本塁打を放つPL学園の清原和博=阪神甲子園球場で1985年3月29日撮影

 今年4月に就任した山野司監督(57)はこう話す。

 「PLに似せています。新しい高知中央の野球を浸透させようということで思い切って変えました」

 山野監督はPL学園のOB。「KKコンビ」と呼ばれ活躍した桑田真澄さん、清原和博さんらの1学年下の世代だった。自身も高校3年時にセンバツ大会に出場した。

赤の縦じま仕様のユニホームで入場行進する高知中央の選手たち=阪神甲子園球場で2023年8月6日、吉田航太撮影 拡大
赤の縦じま仕様のユニホームで入場行進する高知中央の選手たち=阪神甲子園球場で2023年8月6日、吉田航太撮影

 高知中央のユニホームは山野監督の就任前までは白に赤の縦じまが入り、アンダーシャツも赤色を着用していた。

 しかし、周囲からPL風のユニホームへの変更を勧められたといい、3年生の選手たちに意向を聞くと「『変えます』と言ってくれた」。

 新監督の下で、新ユニホームに身を包んだ選手たちは一致団結し、高知大会決勝では世代屈指の好左腕を擁した明徳義塾を破った。

高知中央の堅田徠可=阪神甲子園球場で2025年8月2日、長宗拓弥撮影 拡大
高知中央の堅田徠可=阪神甲子園球場で2025年8月2日、長宗拓弥撮影

 監督交代もあり、1年生部員がおらず、2、3年生のみの40人という異例の態勢だが、最速151キロの右腕・堅田徠可(2年)ら楽しみな選手も多い。

 「PLのOBの方にも激励の連絡をいただき、『PL魂で頑張ります』と伝えました。このユニホームを着て、そういう気持ちが持てたらいいなと思っています」【長宗拓弥】

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