今田美桜が主演するＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」で、子役によるハプニングがありながらも、出演者が演技を続けながら自然にフォローした場面が話題になっている。
注目を集めているのは、７日に放送された第９４話だ。主人公・のぶ（今田）の妹・メイコ（原菜乃華）が第２子を妊娠した姿で、長女・愛（五十嵐美桜）、夫の健太郎（高橋文哉）と、のぶ宅を訪れたシーン。居間でだんらんしているのだが、こたつの天板に娘が手を掛けていて、ぐいぐいと引っ張ってしまう。
健太郎役の高橋が、何度か演技をしながら手を置いて制止していたが、会話が進むにつれて、愛役の美桜が体を前後に揺すりながらいきおいを付けて、大きく食事が載った天板を動かしてしまった。
その瞬間、のぶ役の今田、嵩役の北村匠海が、天板の角に手をそっと添え、２人で位置を戻した。高橋はセリフをしゃべっている最中だったため、メイコの方をみながらセリフを言っていたのだが、一瞬、天板の方に視線をやり、動揺を見せた。蘭子役の河合優実も、思わず対応しようとしたのか、思わず左手が出ていた。
ネット上では、このわずかなしぐさに着目する声が多く上がった。「テーブル動かして一瞬ヒヤリだった」「なにげにテーブル直すの面白かった」「あわや大惨事という所を未然に防ぎつつ冷静にお芝居を続ける皆さん」「芝居ではない本当の夫婦の様に感じ取れた」「大人たちがカバーしてお芝居続けてるの尊いなあ」などの声があがり、反響を呼んでいた。
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