吉本興業は8日、映像や番組などの同社が主体的に関わるコンテンツ制作にあたって、9月から「プロダクションマナービデオ」を導入すると発表した。
同社はこれまで、所属タレントや社員に対し、ハラスメントや人権などをテーマにしたコンプライアンス(法令順守)研修などを行い、企業統治やコンプライアンス徹底の強化を図ってきた。
新たに導入する「プロダクションマナービデオ」は、社内外のスタッフを対象に、コンテンツ制作の開始時に他者の尊重や注意すべき言動など、職場環境を向上させるための基礎知識をまとめたビデオ映像の視聴を勧めていく。
同社は「お互いが気をつけるべきことを確認し、出演者・スタッフ全員でお客さまにより楽しんでもらえるコンテンツを作るという意識の共有を図っていきます」と話している。
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