「あんぱん」嵩の靴ひもを…手嶌治虫“好青年”ネット沸く「オサムシじゃない」眞栄田郷敦が朝ドラデビュー

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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第95話が放送され、俳優の眞栄田郷敦(25)が初登場した。“漫画の神様”手塚治虫氏をモデルとした手嶌治虫役。待望の朝ドラデビューを果たした。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。

 第95話は、柳井嵩(北村匠海)は銀座のカフェで手嶌治虫(眞栄田郷敦)に遭遇。柳井のぶ(今田美桜)は薪鉄子(戸田恵子)に意見し、怒りを買う。落ち込んで家に帰ると、上機嫌な登美子(松嶋菜々子)が待っていた…という展開。

 編集者(斉藤陽一郎)が来店し、手嶌と打ち合わせ。「もう少し時間があればね、もっといい話になったんですよ。お茶の水と天馬は…」。嵩は手嶌に気づく。

 のぶと嵩は手嶌の名前(オサム)を「オサムシ」と読み間違い。「次はね、少女漫画を描こうと思ってますよ。革新的な作品になると思います」。嵩はたまらず席を立ち、手嶌の横を通り過ぎる。

 手嶌「あの」

 嵩「え、はい?」

 手嶌「靴のひも…ほどけてますよ」

 嵩「あ、すみません」

 手嶌「ほら、こうやって二重にすれば、ほどけない」

 嵩「ありがとうございます」

 手嶌「いえ。(編集者に)どこまで話しましたっけ?」

 嵩は三星百貨店に帰社、そのまま退職願を提出。好青年・手嶌に嫉妬し、劣等感にさいなまれた。

 鉄子には“理想”を追い求める余裕がない。のぶは「戦争のない世の中をつくるがは、綺麗事なんでしょうか」と疑問。鉄子「甘い!言ゆうがじゃ!私のやり方に文句があるがやったら、辞めてえいがで」と突き放した。

 登美子にねだられ、のぶは嵩の退職を先に報告。登美子は帰宅した愛息に「嵩のような人は、安定した会社にいるのが一番なのよ」と反対。嵩は「母さん、もう僕たちの人生に立ち入らないでくれ。帰ってくれ…」と反発した。のぶと嵩は満月を見上げた。

 嵩と手嶌の運命的な出会いは、今作のオリジナル展開。手嶌の初登場シーンは約2分強。SNS上には「手嶌治虫キター!」「手嶌治虫との出会いで嵩に火がついた」「嵩と手嶌治虫のファーストコンタクト。超好青年でさらに圧倒された。次に会った時、嵩のこと覚えていたら、うれしい」「少女漫画…もしかしてリボンの騎士?」「眞栄田郷敦さんの化け方も半端ない」「ドラマ内ではオサムシなのかと。やっぱりオサムでいいんやね」などの声。反響を呼んだ。

 11日から第20週「見上げてごらん夜の星を」に入る。

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