全国高校野球選手権大会は第5日の9日、阪神甲子園球場で1回戦があり、西日本短大付(福岡)が延長十回タイブレークの末、弘前学院聖愛(青森)に4―3で勝利し、2年連続で初戦を突破した。
西日本短大付・西村慎太郎監督の試合後の主な談話は次の通り。
西日本短大付・西村慎太郎監督
非常に厳しい展開が多かったですが、僕の想像をはるかに超えた落ち着きようで、子どもたちはすごいなと思って見ていました。
<十回裏の守備は>
「とにかく踏ん張れよ」と送り出しました。(バントを試みた相手を捕邪飛にした)山下のあのファインプレーは、ちょっとびっくりするようなプレーで流れを変えてくれました。
こちらの方がドキドキしていたんですが、(選手は)落ち着いてるなという印象でした。
おかげさまで春も昨年の夏も(甲子園に)来させてもらったんですが、全然その時の雰囲気とは違って落ち着いていました。
<捕手の山下航輝選手は本塁打を放った>
甲子園でホームランを打てるのはすごい。状態は非常にいいから、いつか出るんじゃないかと思っていました。
<1点を追う七回に代打の園原勘太選手が同点につながる安打を放った>
連打が見込みにくいなというのがありましたので、流れを変えるということで園原を代打に送りました。
こちらに入ってバッティングの状態が一番いいと私の目で見て感じていたので、勝負は園原だと思って出しました。
<2番手の原綾汰投手が好投>
選抜高校野球の時に彼が横浜高校に打たれ、その時のことを彼がずっと自分で言っていました。
それからいろんな取り組みをして、今日は本当に原らしいピッチングができたので、非常に成長を感じます。
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