
全国高校野球選手権大会に35年ぶりに出場する青藍泰斗(栃木)の校歌は、美しい言葉と耳に残る曲調が印象的だ。
チェッカーズの「涙のリクエスト」や中森明菜さんの「少女A」など、数多くのヒット曲を生み出した売野雅勇(まさお)さんと芹澤廣明さんの「黄金コンビ」が手がけた校歌だ。
売野さんは取材に「やっとこういう日が来たのだなと、本当にうれしい。作詞家をやっていて良かったという気持ちと、恥ずかしくないものを書けて良かったっていう気持ちになりました」と語った。
7月27日に行われた栃木大会決勝。青藍泰斗は延長十回タイブレークの末に強豪の作新学院に競り勝ち、現校名になって初めての甲子園出場を決めた。
球場で選手が校歌を歌ったことを知った売野さんは…
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