
フィギュアスケートのサマーカップは9日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで開幕し、シニア男子のショートプログラム(SP)が行われた。鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)は84・94点で首位発進した。
冒頭の4回転―3回転の連続トーループは、4回転の着氷が乱れ、後ろのジャンプが2回転に。今季から本格的にSPに組み込んだ4回転フリップも転倒したが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷。高いスケーティングスキルで得点を積み重ね、首位に立った。演技後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
SP、昨季の構成は「結構、限界を感じていて」
<演技を振り返って>
トーループはちょっと回りすぎちゃったんですけど、フリップは練習の時より踏み切る力が少し弱かったので。ちょっとメリハリが足りなくて、転んでしまったなという形になってしまった。そういう話を、父(正和コーチ)とキスクラ(キス・アンド・クライ)でしてきました。
トリプルアクセルはしっかりと立て直せたので、そこからは良かったと思いますけれども。トーループが終わってからの気持ちの切り替えが、頑張ろうっていう気持ちはあったんですけれども、少し慎重になってしまったなっていうのが率直な感想です
<新しいプログラム、衣装はどういったテーマで>
プログラムは(ミラノ・コルティナ冬季)オリンピックシーズンで、曲選びがすごく大事になってくるので。今までやってきた中から、こういうジャズ調のプログラムをやりたかったので。衣装自体はまだ仮のものなので、…
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