全国高校野球選手権大会は第5日の9日、阪神甲子園球場で1回戦があり、弘前学院聖愛(青森)は延長十回タイブレークの末、西日本短大付(福岡)に3―4で敗れ、12年ぶりの甲子園勝利はならなかった。
試合後の弘前学院聖愛・原田一範監督の主な談話は以下の通り。
弘前学院聖愛・原田一範監督
選手たちは格上相手によくやった。(四回の守りで)ショートがエラーしてからの2ラン(本塁打)だった。それが痛かった。
<持ち味の機動力を発揮し、4盗塁を決めた>
(ノーサインでやっているので試合前に)積極的に足を使っていこうと(話していた)。初戦で硬くなるところをよく攻めた。
<延長タイブレークの攻防は>
タイブレークは最低でも2点でまず抑えようと。(十回表は)1点で(しのいで)上出来だった。(裏の攻撃は)やっぱりバント失敗から流れをつかめなかった。
<4年ぶりの甲子園はどんな場だったか>
再会の場だと思う。全国のいろんなチームと練習試合をさせてもらって、仲間同士で再会するし、指導者の中でもお世話になっている方にあいさつができる。
結婚式みたい。まず、みんな集まって「おめでとう」から始まって、「また頑張ろうね」と言う。
なかなかこうでもないと集まれないので、そういう意味で甲子園はすてきだなと思う。
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