東海大熊本星翔 応援団の一部、大雨で到着できず 夏の甲子園

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【東海大熊本星翔-北海】一部応援団が間に合わなかった東海大熊本星翔のアルプススタンド=阪神甲子園球場で2025年8月11日、玉城達郎撮影 拡大
【東海大熊本星翔-北海】一部応援団が間に合わなかった東海大熊本星翔のアルプススタンド=阪神甲子園球場で2025年8月11日、玉城達郎撮影

 全国高校野球選手権大会は第6日の11日、1回戦があり、第2試合に登場した東海大熊本星翔は、応援団の一部が九州地方の大雨により阪神甲子園球場に到着できないトラブルに巻き込まれた。

 東海大熊本星翔は、熊本市に学校がある。野仲義高監督らによると、10日の試合が雨で順延したことを受けて、応援団約140人は出発を遅らせたという。

熊本から来る予定の応援団の席は空席となった東海大熊本星翔のアルプススタンド=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2025年8月11日午前11時35分、林大樹撮影 拡大
熊本から来る予定の応援団の席は空席となった東海大熊本星翔のアルプススタンド=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2025年8月11日午前11時35分、林大樹撮影

 しかし、福岡県付近にさしかかると高速道路の通行止めが相次ぎ、午前5時半ごろに関門海峡を越えた山口県下関市付近で足止め状態になってしまったという。

 第2試合が始まっても応援団の一部は到着できず、控え部員と応援予定だった系列校の東海大大阪仰星の吹奏楽部とチアリーダーら約70人による応援が展開された。

 アルプススタンドでタンバリンを演奏した、東海大大阪仰星の久田彩央依さん(2年)は「星翔と一緒に演奏する予定で楽しみにしていた。人数は少ないけど、気持ちは一緒です。勢いのあるサウンドで野球部にエールを送ります」と話した。↵

 野仲監督は試合前に「応援バスが到着できないのは残念だが、被害状況が気になっている。熊本に良いニュースと元気を届けるためにも、チームで勝利を目指したい」と話した。【林大樹】

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