
フィギュアスケートのサマーカップは11日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでシニア男子のフリーがあり、ショートプログラム(SP)12位の大島光翔選手(富士薬品)は117・65点、合計185・13点で10位だった。
大島選手は、SPでかつて羽生結弦さんも演じた「Let Me Entertain You」を披露。フリーは「フットルース」などを組み合わせたプログラムを披露し、会場を大いに盛り上げた。
大島選手の9日のSP、11日のフリー後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
「ジャパンを背負う目標を持って」
【SP後】
<SPを終えて>
試合に入る前、今季の目標として、SPは今季全てノーミスで行こうと思っていたんですけど、初戦で力んで、ちょっと(3回転)ルッツが決まりきらなかったんで。残念ですけど、ミスは最小限で終えることができて、とりあえずホッとしています。
<アイスショーにも出ていますが、競技に良い影響は>
アイスショーはやっぱり魅せることが大切で。お客様に魅せる演技を、より良いものをお届けできるようにプログラムを磨いていく中で、「アイスショーの時にこれぐらいプログラムを見直せるなら、自分のプログラムに対しても、それぐらいの熱量で見直さなきゃいけないな」って、改めて考えさせられるきっかけをたくさんもらいました。
<所属契約も結びましたが、励みになっていますか>
もちろんです。年齢が上がるにつれて、特に大学を卒業してこの1年を迎えるにあたって、改めて競技を続けさせてもらっていること、やっぱりスケートが好きだなっていう思いを改めて実感したり、本当に幸せなことが自分の中では多くて。所属契約を結んでいただいて本当に感謝しかないですし、今年1年、より一層頑張らなきゃなっていうふうに気を引き締めています。
スケートができているありがたみだったり、周りへの感謝をより一層実感して、スケートに取り組むようになりました。自分のためだけじゃなく、他の人のためにも良い滑りをしたい、良い演技をしたい、上手くなりたいっていう気持ちがより一層強くなっています。
<SPのテーマは>
村元哉中さんに振り付けていただいて。最初、村元先生とお話していく中で、自分的には(アイスショーの)滑走屋とかの影響もあって、シックで大人っぽいプログラムを滑りたいっていう気持ちが強くて、曲選びをしてたんですけど。聞いていくうちに、なかなか自分にハマるものに巡り会えなくて。
行き詰まった時に、…
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