福岡市は12日、事務処理を怠ったなどとして、道路下水道局の男性係員(26)を、飲酒状態で他人の自転車を持ち出したとして、西区の男性部長(59)をそれぞれ停職9カ月の停職処分にしたと発表した。福岡市立病院機構も同日、自転車を飲酒運転したとして市立こども病院の男性看護師(31)を懲戒解雇処分としたと発表した。
市によると、係員は中央区に勤務していた2024年3月~25年4月、生活保護受給者らへの葬祭扶助費や収入申告書の手続きを怠った他、発覚後も虚偽の発言をしたとしている。上司だった中央区の男性係長(49)も戒告処分となった。
西区の部長は6月、帰宅途中に飲酒状態で、施錠された他人の自転車を無断で持ち出したとしている。また、男性看護師は5月、飲酒状態で無灯火のまま自転車を運転していた。同機構の指針では、飲酒運転は特段の事情がない限り解雇になるという。【日向米華】
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