第84期名人戦A級順位戦 豊島将之九段-糸谷哲郎八段 第4局の5

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豊島チャンスを逃す

 関西将棋会館の隣に3月、「駒音公園」がオープンした。耳を澄ますと、将棋を指す音が聞こえてくる。公園の名称の由来となっている。

 将棋盤や駒で使用される「カヤ」「カツラ」「ツゲ」の木が植樹されている。今後、ひいきの棋士を応援するために公園でたたずむ将棋ファンの姿を見掛けるかもしれない。

 糸谷が快調に攻めている。それでも日本将棋連盟モバイルは豊島45%を示す。糸谷は図から8筋の歩を突き捨てて[後]4三飛、豊島は角を取ってから[先]3八金右だが、評価を下げる。[先]3八金右では[先]4四歩[後]同飛[先]2二角[後]4五飛[先]3七金右[後]同銀成[先]同金(参考図)と強く戦えば、豊島にチャンスがあった。感想戦で糸谷は以下[後]4七角を予定していたが、角を渡す攻めでは逆転の可能性が…

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