全国高校野球選手権大会は第13日の19日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、第1試合で山梨学院の横山悠選手(3年)が京都国際戦の二回、大会第8号となるソロ本塁打を放った。計7本だった前回大会の本塁打数を超えた。
高校野球では2024年春に反発性能を抑えた新基準の金属バットが本格導入されている。旧バット時代の大会最多本塁打はセンバツでは1984年に30本、夏の甲子園では17年に68本を記録したが、低反発バット移行後は24年春3本、24年夏7本、25年春6本と激減していた。
前回大会は金属バットが導入された74年以降で最も遅い記録となる19試合目で大会第1号が飛び出すなど低調だったが、今大会は第9日に前回と並ぶ大会第7号が生まれた。【川村咲平】
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