脚本家の三谷幸喜氏(63)が6日、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。学歴詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)の「いいじゃん」発言について、私見を述べた。
番組では、田久保市長が13日の市議会の百条委員会(百条委)に出頭した様子を報道。卒業証書とされる書類を市議会議長に“チラ見せ”したとされる疑惑について、田久保市長が録音データを根拠に「19・2秒、提示した」と主張したことや、提示後に議長から「『いいじゃん』というコメントをいただいた」と述べたことを伝えた。一方、番組側が、録音を再現したVTRでは、議長が田久保氏に提示を促すように「いいじゃん」と語尾をあげて話した様子が伝えられた。
その後、コメンテーターによる解説の場面で別の話題を取り上げる中、三谷氏は「伊東市長問題はもういいですか」と食い付くように、自ら切り出した。安住紳一郎アナウンサーが「伊東市長問題?」と返すと、三谷氏は「やっぱりあれですよ、『いいじゃん』」と話題を提示。「そもそも、卒業証書を見せられて『いいじゃん!』って普通言わないですよね」と私見を示すと「そうしたら、そうじゃなくて、『良かったね』のいいじゃん、じゃなくて、『なんだよ、見せてよ、見せてくれたっていいじゃん』の、いいじゃん、だった」と語った。
三谷氏は「本当、日本語って面白いですよね」としみじみ。安住アナも「両方取り方が違ったということかもしれませんが」と応じた。
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