第107回全国高校野球選手権大会は第13日の19日、準々決勝4試合があり、第3試合で県岐阜商が延長十一回タイブレークの末、横浜(神奈川)に8―7でサヨナラ勝ちした。
タイブレークは今大会7試合目。春夏の甲子園大会では、1大会でのタイブレーク数が最多となった。これまでは夏の第105回大会(2023年)と第106回大会(24年)の6試合が最も多かった。
タイブレーク制度は選手の負担軽減のため、甲子園大会では18年のセンバツ大会から導入された。
当時は延長十三回からだったが、23年センバツ大会からは延長十回からに早まった。そのため、最近はタイブレークで勝敗が決する試合が増えている。
今大会の49代表校を決める地方大会決勝では11試合が延長タイブレークにもつれ込んでいた。【黒詰拓也】
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