女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第103話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第103話は、辛島健太郎(高橋文哉)は「まんが教室」という番組の企画書を手に柳井家へ。柳井嵩(北村匠海)出演をオファーした。嵩は渋々承諾し、そして迎えた第1回の放送日。柳井のぶ(今田美桜)たちはテレビの前で心配そうに見守る。しばらくして、朝田羽多子(江口のりこ)が高知から懐かしい人物を連れて上京し…という展開。
当時の番組は生放送。朝田蘭子(河合優実)辛島メイコ(原菜乃華)辛島愛(岡本望来)辛島花(戸簾愛)もテレビの前に陣取った。
司会は落語家の立川談楽(立川談慶)。談楽の歌に乗り、嵩は自らが作ったカバの絵描き歌に臨んだものの、緊張のあまり失敗した。羽多子も高知で視聴。のぶたちと電話し、久々の上京を決めた。
久々の朝田家団らん。テレビに映る嵩。「まんが教室」は人気が出始めた。
1964年(昭和39年)4月にスタートし、1967年(昭和42年)3月まで放送されたNHKのクイズ番組「まんが学校」。やなせ氏がレギュラー出演し、漫画の先生や出題者を務めた。司会は落語家の立川談志師匠、解答者は小学生。手塚治虫氏らもゲスト出演した。
今回、談志さんをモデルにした役を演じたのは、落語立川流の立川談慶。1991年に入門。2000年、談志さんの命名により「談慶」と改名。05年、真打に昇進した。
談慶は自身のSNSで「『談志師匠のモノマネはしないように』とクギを刺されました!小手先のことは要らないということなのでしょう。役者さん、スタッフさん、皆さんいい人たちばかりで、何よりプライドを感じました!」と収録を振り返っている。
当初は吉本興業福岡事務所に所属。同期の博多華丸は自身のSNSで「当時は下着メーカーに勤めながら漫談をしている、静かなるドンでした(笑)。落語が好きで、結局退職して立川流に入門。とうとう師匠の役で朝ドラ出演とは感慨深かった朝でした。頑張りんしゃったねー」と祝福した。
NHKディレクターとなった健太郎。メイコが「素人のど自慢」に挑戦、嵩作詞&いせたくや(大森元貴)作曲の「手のひらを太陽に」が「みんなのうた」で紹介されるなど、関わりが深い。
「あんぱん」同期・華丸も祝福!立川談志モデルの役は弟子・立川談慶 だから健ちゃんNHKディレクター?
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