自民党鹿児島県連は20日、党本部で会合を開き、森山裕幹事長を県連会長として続投させることを決めた。森山氏は4日の会合で、参院選鹿児島選挙区(改選数1)で自民候補が敗北した責任を取り辞任する意向を示していたが、慰留されて一転した。藤崎剛県連幹事長は記者団に「余人をもって代えがたい。党再生へ政治経験豊富な方に、もう一度お願いしたい」と述べた。
藤崎氏によると、20日の会合では後任の県連会長候補に挙がっていた三反園訓衆院議員(鹿児島2区)が、森山氏に続投を要請した。県内22の市町村支部や県議団からも、続投を求める文書が提出された。森山氏とともに辞任する意向だった県連選対委員長の野村哲郎参院議員も続投する。【東久保逸夫】
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