相葉&櫻井&松本「嵐」3人主演ドラマ “同時期放送” の夏…先輩たちの跡を継いで “勝者” となったのは?

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 2026年5月いっぱいで、グループでの活動終了を発表している「嵐」。そのメンバー3人の主演ドラマが放送されている。

 

 水曜21時からの、相葉雅紀主演(大森南朋、松下奈緒とのトリプル主演)『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日系)。土曜21時からの、櫻井翔主演『放送局占拠』(日本テレビ系)。そして日曜21時からの、松本潤主演『19番目のカルテ』(TBS系)の3作だ。それぞれジャンルが違う作品だが、その評価は?

 

 まずは相葉の『大追跡』。6話までの平均視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)だ。

 

 

「テレビ朝日系の水曜21時は、『相棒』『刑事7人』『特捜9』など人気の高いシリーズが放送されてきた、テレ朝の “牙城”。そこへ新シリーズを投入したことで注目されましたが、この視聴率は大健闘といっていでしょう。毎回、コンスタントに10%以上をたたき出す『相棒』は別格として、『大追跡』は『刑事7人』『特捜9』と同レベル以上の数字をマークしています。

 

 ドラマの内容も、奇をてらわず、1話完結の安定感のある王道の刑事ドラマ。この枠で長く続いた『警視庁捜査一課9係』『特捜9』シリーズが2025年6月で完結し、また『刑事7人』も東山紀之さんの芸能活動引退により、2023年で事実上、終了しています。

 

 となれば、この『大追跡』もシリーズ化される可能性は高いでしょう」(テレビウオッチャー・以下同)

 

 続いて、櫻井の『放送局占拠』。第6話までの平均視聴率は5.1%。

 

「『占拠』シリーズの第3弾ですが、明らかにマンネリ化しています。『大病院占拠』『新空港占拠』は平均視聴率がそれぞれ7.1%、6.5%でしたから、大幅に下落しています。

 

 回が進むごとに武装集団の正体が明かされていくフォーマットで、SNSでは推理が盛り上がり、TVerのお気に入り登録者数は140万超。これは、放送中のドラマでは最多の数字です。ドラマというよりはバラエティとして楽しんでいる人が多いのでは」

 

 そして松本の『19番目のカルテ』。第5話までの平均視聴率は10.6%。

 

「さすがは『日曜劇場』、手堅く10%台をキープしています。病気ではなく、人を診る19番めの新領域=総合診療科というテーマも広く支持されています。現時点では及第点といえるでしょう。

 

 ただ、第5話は9.6%と初めて10%を割り込みました。ここから急上昇することは考えられず、最終的な平均視聴率は10%を切るかもしれません。『日曜劇場』の平均視聴率が10%を切ることは少なく、前々作『御上先生』(10.7%)、前作『キャスター』(11.0%)も10%以上でした」

 

 嵐の3人による夏ドラ対決。勝者は、『刑事7人』の東山紀之、『特捜9』の井ノ原快彦ら、先輩の跡を継いだ相葉雅紀のようだ。

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