
群馬県太田市の建設会社「関東建設工業」が、2023年に県内の複数の自民党支部に計1620万円を寄付し、政治資金規正法で定められた上限額を超えていたことが毎日新聞の取材で判明した。同社は「決算上のミスで、故意ではない」と説明している。【加藤栄】
政治資金規正法は、会社の資本金額などに応じて、政党に寄付できる年間上限額を定める。同社のホームページ(HP)や登記によると、資本金は11億5000万円で、政党にできる寄付の上限額は1500万円と区分される。
毎日新聞は、県がHPで公開している2023年分の政治資金収支報告書を確認。関東建設工業の寄付が記載されていた自民党支部は、…
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