「ピンチでも笑顔」 県岐阜商・柴田が投げきれた理由 夏の甲子園

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【日大三-県岐阜商】九回表日大三2死一、三塁、竹中を三振に打ち取り笑顔でベンチに戻る県岐阜商の先発・柴田=阪神甲子園球場で2025年8月21日、平川義之撮影 拡大
【日大三-県岐阜商】九回表日大三2死一、三塁、竹中を三振に打ち取り笑顔でベンチに戻る県岐阜商の先発・柴田=阪神甲子園球場で2025年8月21日、平川義之撮影

 全国高校野球選手権大会は第14日の21日、阪神甲子園球場で準決勝があり、県岐阜商は延長十回タイブレークの末、2―4で日大三(西東京)に敗れ、69年ぶりの決勝進出はならなかった。

 県岐阜商の先発・柴田蒼亮投手(2年)は164球完投の気迫も実らず、試合後は先輩への感謝を繰り返した。主な談話は次の通り。

県岐阜商・柴田蒼亮投手

 最後はやりきったんですけど、勝たせてあげられなくて悔しいです。(チームが)波に乗っていて、決勝まで波に乗りたくて。

 一回から流れを持ってこられるように意識したが、球威が落ちていて、一回から連打で失点してしまいました。「五回まででいいから全力で投げてこい」と言われて、全力で腕を振りました。

 <涙に込められた思いは>

 全員が助けてくれて、ここまで投げることができました。3年生への信頼が強くて、ここまで連れてきてくれて本当に感謝しています。皆が勝負強くてピンチの時も助けてくれて。ここまで来られて感謝したいですし、尊敬(の気持ち)ばかりです。

 <苦しい場面でも笑顔でのプレーが光った>

 苦しい時も笑顔で乗り越えて、次につながるように、笑顔でプレーしました。(九回のピンチでは伝令の選手から)楽しんでやってこい、と言われて。皆が助けてくれた。本当にうれしかったです。

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