「そんな掃除いや?」悪臭漂う職場のシンク…原因は男性社員のカップ麺 女性社員の機転で激変のワケ

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男性は排水口の掃除しない? 「うちの会社も…」共感の声が殺到

 オフィスの共用部は誰しもが清潔に使いたいものだ。給湯室の排水口にカップ麺の汁が垂れ流し状態になっている現状を憂い、女性社員が機転を利かせたところ、シンクを汚す社員がいなくなったという投稿が話題を呼んでいる。投稿したてぃお(@tio_haso)さんに詳しい話を聞いた。

「なんで男性社員(女性陣は誰も食べない)がカップ麺の残り汁を流すせいで汚れる排水口を私が掃除してるんだろうとふと思ったので『残り汁ここに流すなら毎回掃除してください』ってテプラ貼ったらみんなこぞってスープ飲み干すようになったんだけど、そんな掃除いや?」

 8月18日、てぃおさんがXに投稿すると、「本当に不思議なんだが、男性はマジで排水口掃除しない」「どこの職場でもこうなるよな…」「ホントこれ。夕方出社して残飯入った三角コーナー片付けさせられるの意味不明過ぎる」「うちの会社もこれだー。そのうえ男子トイレを女子が掃除しなきゃならん。男子は掃除しない」「なんで汚してない人が後片付けしなきゃいかんのか?」と共感の声が殺到。

 一方で、「これ、私昔勤めてた会社で別の部署の女子(子会社社員とパート)にやられたわ。残り汁流したまま水も流さない」「うちの会社女ばっかりスープ飲まんで捨てるけん片付けるのは男 場所によっては女もそんなもんです」「会社は真面目な人が損しないように、清掃業者に委託するべき」と性別にかかわらず、起こる問題との指摘もあった。

 職場で汁系の昼食や軽食を取る際、頻繁に使われるのが、流しの排水口だ。残り汁を流す以外にも、カップ麺の湯切りや弁当箱を洗ったりと、多くの用途がある。

 しかし、その清掃を誰がしているのか、気に留める社員は少ないかもしれない。

 てぃおさんの会社では、フロア全般の清掃について業者と契約。ただ、給湯室は「床掃除やゴミ回収はしてもらってますが、シンクの掃除はされていません」という状態だった。

 職場内で掃除の当番はなく、かねて汚れが気になっていた女性社員が交代で担当。現在は退職により、てぃおさんのみが自発的に掃除をしている。

「私はきれいな状態が好きですし、デスクワークで座りっぱなしなので、気分転換にもなります。掃除をしていることそのものには不満はないです」

 しかし、悩みの種だったのが、カップ麺の残り汁が大量に流されることだった。 

「我が社のシンクは、排水口のところに排水バスケット? があって、そこにネットを張っている状態なのですが、油がどろどろの液体を流されるとぬめりも早いし、洗おうとバスケット取った瞬間に異臭がすごくて……。ネットには溜まっているカップ麺の食べかすも臭いの原因になるので夏場はとくにマメにネットを交換しないといけないので、触ることそのものも嫌だし、経済的にも抵抗がありました」

家庭とは比べ物にならない職場の残飯の量…強烈悪臭との闘い

 家庭で残ったスープをシンクに流すことはあるだろう。しかし、職場では絶対数が違う。強烈な悪臭が立ち上る中、排水口にこびりついた汚れをふき取り、油にまみれた残飯を処理するのは、いくらきれい好きとはいえ、想像以上に大変な仕事だ。

 見かねたてぃおさんが考案したのが、テプラの活用だった。

「最初はフロア全体にメール配信しようかなとも思ったのですが、流しを一切使わない同僚もいますし、『業務中にこんなことでいちいちメールしてくるなよ』って、逆にこっちが小さい人間だと思われたら嫌だなって思い(笑)、『じゃあ使う人が使う時に目に留まるのが一番手っ取り早いのでは?』と考え、シンクを使う時に絶対に視界に入るであろう位置の壁にテプラを貼りました」

 効果はすぐに表れた。カップ麺の残り汁と掃除の手間を天秤にかけた男性社員は、こぞってスープを飲み干すようになった。

「実際残り汁が捨てられないようになると、汚れは水垢やほこり中心になったので今はストレスなく掃除できています」

 投稿は反響を呼び、職場における清掃の在り方についても意見が交わされた。

「いつもみたいにフォロワーさん何人かに反応や共感をもらう程度でつぶやいただけだったので、ただただ驚いております。いただいたコメントに反応はしておりませんが、読んでいると、自分と同じようなシンク掃除に関することだけでなく、タバコ吸わないのに灰皿を掃除してるとか、自分は飲まないのにポットでお湯準備をしているとか、名もなき雑用を担ってる人がたくさんいるんだなと(笑)仲間が大勢いることが知れてうれしい気持ちにもなりましたし、今まで関心がなかった人たちには、あなたの身近にもやってくれている人が絶対いるよ〜気づいてあげて〜という感じです」と、てぃおさんは締めくくった。ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム

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