朝ドラ「あんぱん」第22週(8月25日〜)ルージュ引く蘭子(河合優実)の意味、笑顔の八木さん(妻夫木聡)に心情変化?2人から目が離せない!

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女優の今田美桜がヒロイン柳井のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(総合ほか)第22週「愛するカタチ」(第106〜110回、25日〜)の予告が22日、放送された。残り5週となる物語では、のぶ・嵩(北村匠海)夫婦をはじめ、妹の朝田蘭子(河合優実)や辛島メイコ(原菜乃華)、さらに「九州コットンセンター」を経営する八木信之介(妻夫木聡)らにも動きがあるとみられ、加速するストーリーから目が離せない状況が続きそうだ。

第21週「手のひらを太陽に」(第101〜105回)振り返り

昭和39(1964)年、嵩が作詞し、いせたくや(大森元貴)が作曲した「手のひらを太陽に」が大ヒット。そのころ、八木は雑貨店を設立し、蘭子は八木の会社で商品の宣伝文を考える仕事をしていた。八木は嵩に「逃げずに漫画を描け」と励ますが、嵩の筆はなかなか進まない。会社を辞めたのぶの「嵩が好きな漫画を描いてくれることが一番うれしい」という言葉が、嵩の胸に重く響いていた。

一方、映画雑誌に記事を寄せ、批評で注目を集めようとする蘭子に、八木は「そんな見方をして一番不幸になるのは映画を愛しているキミなのに」と諭す。蘭子は「いつもニヒルなことを言い、誰にも心を開かない。家族も持たない。そんな人に愛を語られたくない」と反発するが、八木が戦争で妻子を失っていたことを知り、自身の発言を謝罪した。蘭子もまた、戦争で愛する人を亡くした過去を語った。

そんな折、NHKディレクター、辛島健太郎(高橋文哉)の依頼で嵩は新番組「まんが教室」に出演。嵩の人柄は子供たちに大人気となった。ある日、のぶの母、羽多子(江口のりこ)が上京。家族が集まる晩、のぶは母や妹たちの活躍を誇らしく思う一方で「うちは何しよがったやろう…」と自虐した。妹たちは、嵩を立派に支えていると励ますが、のぶはさみしげに黙り込んだ。

嵩はたくやに頼まれ、テレビドラマの脚本を執筆することに。のぶは、締切に追われる嵩が漫画をやめてしまうのではと不安になる。八木は「天才に化けるか凡人で終わるかは、苦しくても続けられるかどうかだ」と語るが、嵩は漫画以外の仕事に没頭。のぶが「最近の嵩はおかしい」と訴えると、嵩は、のぶに苦労をかけたくないからだと返し、「漫画はもういい」と漏らした。面白い作品を描きたいのにアイデアが浮かばず、ついには「もともと才能なんてなかった」と爆発した。のぶが、自分が嵩を追い詰めてるのかと尋ねると、「これは俺の問題だ! 放っといてくれ!」と激昂。のぶは、自分がいると嵩が集中できないと言い、家を出て蘭子の部屋へ転がり込んだ。

別居生活が続くなか、義母の登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来が中国の嵩山(スウザン)であると聞いたのぶは、ひとり山へ。頂上まで登り、大自然の息吹を感じながら嵩を思い、「手のひらを太陽に」を歌った。

そのころ、嵩はのぶの「本当に描きたいもんは何?」という言葉を思い出し、幼いころの記憶を回想。すると何かが降ってきたのか、机に向かい黙々と鉛筆を走らせた。その晩、嵩のもとにのぶが帰宅。山の空気を吸ってやっと自分に向き合えたと語った。亡き父、結太郎(加瀬亮)の「女子も遠慮せんと大志を抱きや」という言葉を胸に走ってきたが、教師にも、代議士秘書にも、会社員にもなれず、さらに嵩の子を産むこともできなかったと涙ながらに打ち明けるのぶ。嵩は、それは誰のせいでもなく、自分たち夫婦はこれでいいと慰めた。のぶは、そんな何者にもなれなかった自分が情けなく、置き去りにされたような気持ちになると吐露するが、嵩は「のぶちゃんは、ずっと誰かのために走ってた。いつもいつも全速力で。のぶちゃんがいなかったら、今の僕はいないよ」と主張。のぶはそのままで最高だと言った。

ふと、のぶが机の上の絵を覗き込む。「たまるか! この太ったおんちゃん、最高やね。アンパン配りゆう」。そこには、マントを翻して空を飛び、アンパンを配るおじさんが描かれていた。

第22週「愛するカタチ」の予告は、「おなかをすかせた人にアンパンを配って回るんだよ」という嵩の声に、嵩とのぶが向き合うシーンからスタート。次週「アンパンマン」の原型が完成するものと思われる。また健太郎が「キレイだ」とつぶやき、涙を流すメイコのアップも。気になるのは、ますますキレイになった蘭子が真っ赤な口紅を塗るカットだ。それは誰に見せるためのものなのか。その後、子供たちと楽しそうに戯れる八木が。彼がここまでの満面の笑みを劇中で見せるのは初めてではないだろうか。終盤には眞栄田郷敦演じる天才漫画家、手嶌治虫の姿も見られ、とにかく情報量満載の予告だった。この日はオープニングタイトルバックが流れない異例の構成だったが、この予告に「次週予告も気になるとこ満載。特に蘭子が決意をもったような表情で口紅をひく姿」「蘭子、経理担当とライター業、八木さんと近づきそう?」「来週のあんぱん手嶋治虫が出るな〜」などのコメントが寄せられている。

「あんぱん」とは?

人気アニメ「アンパンマン」の原作者として知られるやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルにした朝ドラ。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロインとその夫の人生を描く。脚本は中園ミホさん。主題歌「賜物」をRADWIMPSが歌い、「語り」を同局の林田理沙アナウンサーが務める。

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