広告大手の電通が25日発表した世界20カ国・地域の人を対象に実施した日本の認知に関する調査で、観光で再訪したい国として首位となった。日本食や日本製品が動機の上位だった。一方で、地方の観光では通信環境や多言語への対応など課題が指摘された。担当者は「地方の観光資源はポテンシャルが高いが、課題解決は難しい面もある」と話した。
複数の国への海外旅行経験者に「再び観光に訪れたい国」を尋ねたところ、日本は52・7%の支持を集め、52カ国・地域のうち1位だった。2位は韓国の20・0%、米国が16・6%と続いた。動機としては円安効果よりも「日本食への関心」や「日本製品への好感」が上位となった。(共同)
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