第一生命ホールディングス、明治安田生命保険、住友生命保険が、銀行など販売代理店への営業目的での出向を原則取りやめる方針であることが25日、分かった。出向者による情報漏えいや、代理店への過度な便宜供与など不適切な関係が問題視されていて是正するため。日本生命保険も出向を廃止することが分かっていて生保大手4社の足並みがそろった。
各社によると出向者は、銀行や、複数の生保の商品を販売する乗合代理店に計約250人いる。保険商品の販売には複雑な知識が必要で、出向先の従業員に販売方法を教育する役割などを担っている。(共同)
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