27日の記者会見で地域政党「再生の道」代表辞任を発表した石丸伸二・前広島県安芸高田市長。再生の道は、6月の東京都議選で擁立した全42候補が落選した。7月の参院選でも議席を得られなかったが、石丸氏は「選挙の責任を取る、取らないの話ではない」と述べ、引責を否定した。
「候補者を擁立する装置を作った発起人として、可及的速やかに退くべきだと考えていた」として、1月の地域政党設立前から、都議選前後での「代表交代」が念頭にあったと説明。その後、参院選にも候補者を擁立するなど組織全体が多忙になったため、発表が8月になったという。【遠藤龍】
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