進むビジネスカジュアル化、短パンはOK? クールビズ提唱20年

Date: Category:速報 Views:317 Comment:0

クールビズ姿の(左から、肩書はいずれも当時)細田博之官房長官、小泉純一郎首相、竹中平蔵経済財政担当相ら=首相官邸で2005年6月1日、川田雅浩撮影
クールビズ姿の(左から、肩書はいずれも当時)細田博之官房長官、小泉純一郎首相、竹中平蔵経済財政担当相ら=首相官邸で2005年6月1日、川田雅浩撮影

 2005年に環境省がクールビズを提唱してから20年が経過した。夏場にネクタイやジャケットを目にする機会は激減したが、この夏も尋常ではない暑さが続いている。

 ワイシャツやスラックスに汗がにじみ、革靴は蒸れて不快極まりない……。

 ビジネスパーソンの装いには、もっと「涼」が必要だ。だが、果たしてどこまでなら許されるのだろうか。

  <主な内容>
 ・潮目を変えた二つの出来事
 ・ビジカジ化後押しする暑さ以外の要因
 ・粘ったのは金融。逆に即対応した業界は?
 ・汚れ以外に清潔感を損なうもの
 ・短パンはOK?専門家の見解は

相次ぐ研修依頼

 いよいよ弊社でもビジネスカジュアルを始めることになりました。どうやって進めていけばいいか、サポートをお願いします――。

 東京都目黒区の一般社団法人「日本服装心理学協会」代表理事、久野梨沙さんの元には、そんな企業研修の依頼が相次いでいる。

 「(フォーマルの)最後のとりでだった金融業界が、ビジネスカジュアルの通年緩和にどっと流れてきている。とりわけ今年の夏は、研修の依頼がすごく増えています」

 特に顧客の年齢層が比較的高い地方の金融機関は、従業員の服装に対する考え方が保守的な傾向にあるという。

 だが、そこでも変化のうねりが起きていると、久野さんは感じている…

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.