与野党の国対委員長が30日、ガソリンの暫定税率を年内の早い時期に廃止することで合意しました。8月上旬の臨時国会中に具体的な実施時期や方法を話し合うことも決まりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ガソリンの暫定税率、年内廃止」を解説します。
Q 話し合いにはどの政党が参加したの?
A 自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、共産党の国会対策委員長が参加しました。
Q どうして廃止することになったの?
A 自民党の坂本哲志国対委員長は「参院選でも早期廃止がよいとの民意が示されたため、今年中の早い時期に廃止すると判断した」と話しました。
Q 廃止はいつになるのかな。
A 具体的な実施時期はまだ決まっていませんが、8月1日からの臨時国会中に与野党の協議体を作り、早く実施できるよう話し合う予定です。野党は11月からの廃止を主張しています。
Q 廃止することで困ることはないの?
A 財源確保や流通への影響、地方財政への配慮など、いくつかの課題があるため、与野党でしっかり話し合うことになっています。
Comments