☆印は秀逸(仲畑貴志選)
☆肛門を締めて歩けと言われても 宝塚 忠公
神様と人はどっちが先にいた 静岡 石垣いちご
ああこれかばあばのイタタアイタタタ 伊万里 友健真
名勝のトイレを巡る旅となる 鶴岡 左文字
背後霊「そこそこそこ」と肩揉ます 浜松 上山
いつだった?十年くらいずれる俺 埼玉 もともと
孫を抱くのを楽しみにスクワット...
毎日新聞のニュースサイトに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。画像データは(株)フォーカスシステムズの電子透かし「acuagraphy」により著作権情報を確認できるようになっています。...
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全国から映画ファンが集うミニシアター「シネ・ヌーヴォ」(大阪市)で、「決定版!日本の戦争映画史」と題した特集上映が開催されている。過去の映画人たちは、戦争をどう描いたのか。犠牲者の鎮魂や反戦の願いは、戦争を知らない世代にどう受け継がれているのか。戦後80年の今夏、40作品を通じ、平和への思いを再確認する。
学徒出陣で海軍に召集さ...
原爆詩などを基に構成し、平和への希望を込めたオラトリオ「鳥の歌」(尾上和彦作曲)の公演が8月10日、奈良市の東大寺総合文化センター金鐘ホールで開かれる。
「八月の祈り」と題し、1984年の広島での初演以来、約40年にわたり大阪や名古屋、京都、和歌山など各地で歌われてきた。戦後50年だった95年には、東大寺大仏殿前で上演。戦後80...
放送アーカイブをひもときながら部落問題を考える特集番組「誇りうるもの~部落問題の100年~」が8月1日午後10時、NHK総合(関西地域)で放送される。100周年を迎えたNHK大阪放送局の記念番組の一つ。同局制作の番組映像を振り返りつつ、当時取り上げた地域や関係者を改めて取材し、部落問題の過去と現在に迫る。
「日本の素顔『部落』」...
近年、躍進目覚ましい若手歌舞伎俳優といえば中村鶴松だろう。昨年2月に「野崎村」のお光で東京・歌舞伎座での初主演を果たし、今年1月の新春浅草歌舞伎「絵本太功記」の十次郎と操、2月の歌舞伎座「人情噺(ばなし)文七元結」の文七などでキラリと輝く存在感を見せた。
そんな鶴松が8、9両月、二つの大切な舞台に出演する。まず現代劇の「くるみ割...
■第26回一韻書展
8月2日まで、東京・有楽町の東京交通会館地下1階ゴールドサロン
小田川大岳さん「山あれば山を観る……」、「幽谷 こころ静かに奥深く」「冬の水一枝の影も……」など▽高橋大榛さん「山路を登りながら……」▽山田光霧さん「恍惚の夏」▽綾部京仙さん「横臥する御菩薩の……」▽梁曄月さん「高…...
(1)島口大樹『ソロ・エコー』(講談社)
(2)黒川隆介『生まれ変わるのが死んでからでは遅すぎる』(実業之日本社)
(3)佐竹保子『新釈漢文大系 詩人編2 謝霊運・謝朓』(明治書院)
ファインダー越しの記憶
(1)パワハラが原因で会社を辞めた将輝は、横浜にあるバーで働くことになる。そこは、失踪した父親も一時期アルバイトしていた店で...
「機械のように人間的でない存在が『人間宣言』するまでを描いた小説」。作家の日比野コレコさん(21)は、17日刊行の小説『たえまない光の足し算』(文芸春秋)を独特の言い回しで表現する。「希望には上限がない」と信じる自身の思考が反映された作品、とも。生きづらさを抱えつつも暗中模索する主人公らの姿は、読者に一筋の光を差し入れる。...