「パンダ後」の和歌山・白浜へ 「現状打破を」 ビーチカフェ開業

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新たにオープンしたカフェ=和歌山県白浜町で2025年8月1日午前9時47分、大澤孝二撮影
新たにオープンしたカフェ=和歌山県白浜町で2025年8月1日午前9時47分、大澤孝二撮影

 和歌山県白浜町の白良浜に1日、ビーチカフェ「Suntide Cafe&Bar Shirarahama(サンタイド カフェ アンド バー シララハマ)」がオープンした。町内のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で人気の高かったジャイアントパンダが全て中国に帰国する中、新たな観光資源の創出と情報発信を目指す町の実証実験事業。白良浜を夏場だけでなく年間通じて楽しめるスポットにしたい狙いもある。

 この日にあったオープニングセレモニーには行政や観光業界の関係者の他、JR西日本や日本航空など交通事業者らも含め約100人が出席。大江康弘町長は「今回のオープンは現状を打破するためのスタート。みんなで盛り上げてもらえたら」と述べた。

カフェのオープニングセレモニーであいさつする和歌山県白浜町の大江康弘町長=白浜町の白良浜で2025年8月1日午前10時4分、大澤孝二撮影
カフェのオープニングセレモニーであいさつする和歌山県白浜町の大江康弘町長=白浜町の白良浜で2025年8月1日午前10時4分、大澤孝二撮影

 店内は壁に和歌山特産のミカンをあしらい南国リゾートを思わせる内装とした。屋内外にテーブルを構え、昼は地元飲食店などからの食事のデリバリーや軽食を提供し、夜はシャンパンやカクテルなどアルコールを楽しめるようにする。

 さらに町は夏場限定ではなく通年営業を目指すとしている。夏に楽しめるスポットのイメージが強い白良浜に夜も営業するカフェを年間通じて設置することで、浜のイメージ転換を図りたい考えだ。

 建物は、総工費約6000万円のうち半額を町が負担して整備。カフェは南紀白浜観光協会と、関東や関西で地方創生事業を企画・運営するカレイドジャパン(東京都)が協力して運営することにした。

 大江町長は「パンダが白浜の観光振興に尽力したのは確かだが、全頭帰国は白浜町の観光政策を考え直す大チャンス。通年で観光客が来る白浜へのシフトチェンジを大胆に図りたい」とも7月の記者会見で話している。

 営業は午前10時から午後5時までを昼の部、午後6時から午後11時までを夜の部とする。【大澤孝二】

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