松本幸四郎「衝撃の納涼歌舞伎」初日イベントで歌舞伎座に役者18人 午前4時半からファンも

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歌舞伎俳優松本幸四郎(52)らが3日、東京・歌舞伎座で同日から行われる「八月納涼歌舞伎」劇場前イベントに出席した。

1990年から十八世中村勘三郎(当時勘九郎)と十世坂東三津五郎(当時八十助)らを中心に、花形が活躍する公演として始まり、歌舞伎座の夏の風物詩として親しまれている。イベントには18人の役者が勢ぞろいするため、会場の歌舞伎座前には一目見るために午前9時45分開始に向けて4時半から足を運ぶファンもいたという。

松本は「やっとみなさまに見ていただける日がきました。衝撃の納涼歌舞伎と思っておりますので、ぜひともびっくりしていただき、興奮していただいて暑さを吹き飛ばしてください。こちらはたくさん汗をかきたいと思います。よろしくお願いします」とあいさつした。

中村勘九郎(43)は「納涼の季節がやってまいりました。3部とも古典、新作、久々に上演するものと良いラインアップでみなさんに楽しんでいただけると思います。映画『国宝』で歌舞伎がブームですが、ブームで終わらせずに一生懸命勤めて参ります」と意気込んだ。

第1部の「男達ばやり」は31年ぶりの上演となる。坂東巳之助(35)は「男『たち』ではなく『たて』ばやりですからね。お間違えないように」とうちわにも書いてPR。20代最後の納涼歌舞伎出演となる中村橋之助(29)は「僕たちにとっても大変思い出深い公演ですし、若手の力を合わせて頑張りたいと思っています。よろしくお願い致します」と力を込めた。

そして松本の長男でもあり市川染五郎(20)も「あんまり汗をかかない方なんですけど、どの役も尋常ではない汗をかいてやっています。それだけいろんな意味で熱い舞台をやっているので、ぜひこの夏は歌舞伎座に来てください」と呼びかけていた。

イベントには中村七之助、坂東新悟、大谷廣太郎、中村米吉、中村隼人、市川男寅、中村福之助、中村虎之介、中村玉太郎、中村歌之助、市川團子、中村勘太郎、中村長三郎も出席した。

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