8月3日、バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が放送。人気企画「新宿DASH」がオンエアされたのだが、内容をめぐって物議を醸している。
「『新宿DASH』は、『大都会に人と生き物たちが一緒に暮らせる未来の街をつくれるか』をテーマに、2016年から新宿を舞台に始まった企画です。現在は、新宿区の高田馬場にある東京富士大学のキャンパスの屋上に、生き物が生息・生育できるビオトープという場所を設置し、生物研究をおこなっています」(テレビ局関係者)
今回の放送では、timeleszの松島聡が出演。冒頭「背負います、DASHを!」とコメントし、コンプライアンス違反で活動自粛をした国分の名物コーナーだった同企画の後釜としての決意を語った。
さらに、今回からぶどう作りと野生ホタルを発見する2大企画が始動したものの、特にぶどう作りの作業に手こずった松島。急遽、同グループの新メンバーである篠塚大輝に電話をして呼び出した。
「篠塚さんは、黒いTシャツに黒い帽子をかぶり、戸惑いながら登場。松島さんは『すごい真面目で、勉強熱心ですごく心強い人』と篠塚さんのことを絶賛しており、助っ人として参戦しました。
詳しい内容は近日公開とテロップが表示され、これから放送が継続される予定ですが、いずれにせよ、松島さんとともに新宿DASHのメンバーとして活躍していくようです」(前出・テレビ局関係者)
急遽参戦する形となった篠塚。2025年2月にtimeleszの新メンバーとして加入し、活躍の場が広がることに歓喜の声が聞こえる。しかし一方で、一部ファンからは、こんな声も聞かれた。
《やっぱり歴史のあるスタトロの番組に最近加入された方よりもジャニーズJr.の子達を出演させてあげて欲しかった》
《どの番組だから良いとかないけど、DASHはさすがに許せない…》
《鉄腕DASHに一般人出身連れてくる?無理すぎ…》
ジュニアとしての下積み時代を経験せず、Netflixで配信された新メンバーオーディション『timelesz project』に合格して加入した篠塚。そんな彼の参加にブーイングが巻き起こってしまった。
そんな声が届く背景を、前出のテレビ局関係者はこう指摘する。
「これまでTOKIOを中心に活動してきた同番組ですが、2018年の山口達也さんのわいせつ容疑での事実上の引退、長瀬智也さんの事務所退所などでメンバーが減少。そのため、当時から、後輩のSixTONESの森本慎太郎さんや、Aぇ! groupの草間リチャード敬太さんなど、事務所の後輩にこれまでの伝統を継承してきました。
まだまだ後輩が多数いるなかで、入所方法が違う篠塚さんの抜擢に違和感を覚えたというのが本音なのでしょう」
8人体制となった新制timeleszが誕生して約半年が過ぎた。“一般候補者” を含むオーディションの余波は、いまだに収まっていない。
「2025年6月には、篠塚さんとともに、同じ一般候補生から加入した橋本将生さん、猪俣周杜さんの3人で『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)にゲスト出演。
その際に見せたバラエティ番組への対応力の高さから、多くのファンの心を掴んでいました。さらに、多くの音楽番組にも出演し、活躍を受け入れているファンが多数いるのも事実です。
しかし、デビューできずにやめていくジュニアがここ数年増えていることもあり、無念さを感じているファンもいます。そんなファンにとって、“飛び級” したメンバーを受け入れるのは、まだまだ時間がかかるのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)
“一般人” のレッテルはまだ根強いようだ。
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