「週刊新潮」の差別的コラムめぐる謝罪コメント 松尾潔氏が疑問「何かを恐れているのか」

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音楽プロデューサーの松尾潔氏(57)が22日までに、自身X(旧ツイッター)を更新。「週刊新潮」に掲載された差別的なコラムをめぐる問題で、出版元の新潮社が出した謝罪文に疑問を呈した。

問題のコラムは同誌7月31日号に掲載された髙山正之氏の連載「変幻自在」。外国人の日本国籍取得をめぐる話題に触れ、作家の深沢潮(うしお)さんらの名前を挙げて「日本も嫌い、日本人も嫌いは勝手だが、ならばせめて日本名を使うな」と記した。このコラムに対して、深沢さんが4日、都内で記者会見し、新潮社に謝罪等を求めていた。

新潮社は4日、公式サイトで「『週刊新潮』コラムに関するお詫びと今後について」と題した声明を発表。「書き手に寄り添い良い作品を共に生み出すことは私たちの重要な責務であると考えております。今回、深沢潮様の心を傷つけ、多大な精神的苦痛を負わせてしまったことをたいへん申し訳なく思っております。深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

今回の件で新潮社に抗議していた松尾氏は、声明を受け「髙山正之氏の名前が一切出てこないことに同社の苦渋が見てとれる」と言及。「あからさまな差別表現をした髙山氏をそれでも守り続けるのか、あるいは他の何かを恐れているのか」と疑問を呈し、「日本語でものを書く人で、書棚に新潮社の本が1冊もない人は稀だろう。同社の心ある対応が待たれる」とした。

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