「監督や仲間から…」　夏の甲子園で誕生日を迎えた横浜・阿部主将

　第107回全国高校野球選手権大会は7日、阪神甲子園球場で予定されていた午前の部の2試合が天候不良が予想されるため、8日の夕方の部に順延された。

　試合が順延となった今春の選抜大会王者の横浜（神奈川）は、甲子園球場の室内練習場で約2時間の練習を実施した。村田浩明監督が投手となって阿部葉太主将らが打撃練習に臨んだ。

　練習後の阿部主将の主なコメントは次の通り。

横浜・阿部葉太主将

　＜初戦が雨で順延＞

　今日に向けて仕上げてきたので、少し残念な気持ちもありますが、また準備ができるので、いい雨になったかと思います。

　＜雨は吉報？＞

　チームワークが一つ上がったと思う。チームの勝負の日には雨が降るというのが続いているので、これは恵みの雨だと思います。

　＜現在の調子は＞

　まずまずだと思う。試合になると変な力が入るので、気持ちを入れて平常心で挑みたい。

　＜試合開始が午前から夕方に＞

　朝と夕方で風や太陽の位置も変わる。選手で話し合ったり、球場の状態を把握して試合に向かいたい。

　午前中よりも夕方の方が浜風が吹くと思うので、本塁打よりもライナーを徹底して、内外野の間を抜く打撃を意識したい。

　＜8月6日が誕生日＞

　監督や仲間から「おめでとう」と声をかけてもらいました。甲子園で誕生日を迎えられたのはすごくうれしいことだったので、今大会も頑張りたい。