児童のプール事故死、高知市長「深くおわび」 教職員は在宅起訴

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高知市役所=北村栞撮影 拡大
高知市役所=北村栞撮影

 高知市で2024年、小学生が水泳授業中に溺死した事故で高知地検が6日、当時の校長ら教職員4人を業務上過失致死の罪で在宅起訴したことを受け、同市の桑名龍吾市長は同日「信頼回復に全力で努める」などとするコメントを発表した。

 事故は2024年7月に発生。プールでの水泳授業中に市立長浜小4年の松本凰汰(こうた)さん(当時9歳)が死亡した。起訴状によると、教職員らは事故防止のための監視体制や安全対策を怠った、などとしている。

 桑名市長はコメントで「保護者の皆様、市民の皆様からの信頼を損なうこととなり、深くおわび申し上げる」と事故が起きたことを改めて謝罪した。

 また、同市の永野隆史教育長もコメントを発表し「(25年3月に公表した)事故検証報告書に基づいて再発防止の取り組みを継続し、安全・安心な学校づくりを進める」としている。

 事故を受けて高知市教委は水泳授業の安全管理マニュアルを作成し、今季の水泳授業開始前に市内の小中学校を対象に研修を実施した。長浜小学校では、今季もプールでの水泳授業は実施されていない。【小林理、行方一男】

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