第107回全国高校野球選手権大会は7日、阪神甲子園球場で予定されていた午前の部の2試合が天候不良が予想されるため、8日の夕方の部に順延された。
試合が順延となった今春の選抜大会王者の横浜(神奈川)は、甲子園球場の室内練習場で約2時間の練習を実施した。村田浩明監督が投手となって阿部葉太主将らが打撃練習に臨み、織田翔希投手らはキャッチボールなどで調整した。
練習後の村田監督の主なコメントは次の通り。
横浜・村田浩明監督
<雨天順延の受け止めは>
気持ちのリセットをしました。もう一度、心と体を作り直そうと。バッティング、キャッチボール、ミーティング、当たり前のことを丁寧にやりました。
もう一日準備ができるのは、すごくプラスしかない。
<午前の第1試合から夕方の16時15分開始の試合になり、試合開始時間が変わる>
16時台というと、学校が終わって練習する時間と変わらない。どちらかというとそっちの時間が、この3年間で過ごしている時間で長いので、試合に入りやすいかなと思います。
ただ、6日までの甲子園での試合を見ても、足がつったり、ナイターになったりと、非常に難しい環境で高校生が試合をする。対応できるような準備はしてきたので、心配はしていません。
<監督が打撃投手をされた>
いつも大会の前は私がやってまして、気持ちが伝わって選手の調子も分かる。全員の調子が良いのが分かったので、この調子を維持じゃなくて、上げられるようにやっていきたい。
<7日午後の過ごし方は>
すこし寝かせます。今朝は午前3時半くらいに起きているので、コンディションを整えます。
<選手の調子は>
全員良いと思います。一体となった練習ができました。いつも学校でやっているような活気と雰囲気で練習ができたのがよかった。
場所と時間を問わず、雨でもこれができたのは評価したい。
<選手に話したことは>
うちは大事な日や試合の前には必ず雨が降っているんです。なので、雨はすごく良いこと。雨が降るイコール恵みの雨なので、なにか神様からのメッセージかなと思っている。
さっき選手は雨を浴びに行っていましたよ。ありがとうございますって言いながら。なので、すごく良い時間を過ごせたと思います。
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