
日本海にある前線に向かって湿った空気が流れ込む影響で、北陸地方では大雨となり、気象庁は7日未明、石川県加賀地方で線状降水帯が発生したと発表した。同県は対策本部会議を開くなどして大雨への警戒を呼びかけている。
気象庁によると、金沢市で午前11時までの12時間降水量が観測史上最大となる330・5ミリを観測。市内では道路が冠水するなどの影響が出た。県の対策本部によると、午前8時現在、県内で42カ所に避難所が開設され、29人が避難している。また、北陸新幹線も富山―金沢間で午前7時22分から運休している。このほか、金沢市と白山市で床下浸水の被害が出ているという。【衛藤達生】
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