石井ふく子白寿記念公演「かたき同志」 ぶつかり合った先に友情が 藤山の舞台に嫉妬、高島「やりたかった」

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 「橋田さんは、心と心がどう通じ合うのか、を大事にされていました。『それ以外のことは絶対にやってはいけないよ』と。その言葉を胸に、これからも心のドラマを作っていきたいと思います」

 2021年に亡くなった脚本家・橋田寿賀子とのコンビで、数々の名作を生み出してきた演出家・石井ふく子。その白寿記念公演として、人気作「かたき同志」が今月30日から大阪・新歌舞伎座で上演される。石井の演出のもと、藤山直美と高島礼子が“大げんか”を繰り広げる。

 息子と娘の結婚を巡ってぶつかり合う2人の母親の物語。橋田の作、石井の演出で1978年に初演され、今回は約10年ぶりの上演となる。13、15年公演に続いて藤山が主人公の一人「かめ」を演じ、対する「お鶴」役には、三田佳子に代わり高島が新たに挑む。

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