今は、あまり聞かれなくなったが、かつて「大衆映画」という言い方があった。簡単に言えば、不特定多数の人に向けた娯楽映画だ。成功する場合もあれば、しない場合もあった。邦画のほうに、よく使われた。もっとも、「大衆」という言葉自体、今はあまり使われない。
久しぶりに、この言い方が浮かんだ。「劇場版TOKYO MER」の続編だ。「大衆映画」の成否を握るのが、「大衆訴求力」の有無だが、その点において、この作品は強靱（きょうじん）であった。三つ挙げる。主人公＝…
大衆訴求力あり
Related recommendations
I want to comment
◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.
Comments