重さ1トン巻き上げ機の下敷きか エレベーター作業員2人重体 福岡

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作業員2人が下敷きになったビル=福岡市中央区で2025年8月8日午後3時16分、栗栖由喜撮影 拡大
作業員2人が下敷きになったビル=福岡市中央区で2025年8月8日午後3時16分、栗栖由喜撮影

 福岡・天神に近い通称「渡辺通」の繁華街に建つビルで作業員2人がエレベーターの部品の下敷きになった事故で、部品はエレベーターの巻き上げ機(重さ約1トン)とみられることが福岡県警などへの取材で判明した。

 県警中央署によると、ビルは9階建てで、巻き上げ機を計4人の作業員で運んでいた。9階までエレベーターで移動した後、非常階段に移り、9階高所にある設置場所まで運搬していた途中に事故が起きたとみられる。4人のうち50代の男性作業員2人が巻き上げ機の下敷きとなり、救助されて病院に運ばれたが、いずれも意識不明の重体。事故の原因を調べている。

 ビルで働く40代の女性は「7階の部屋で仮眠していたら、突然、ガガガガという大きな音と揺れがして起きた。最初は地震かと思った。人が落ちたと聞いて驚いた」と話した。

 現場は西鉄福岡(天神)駅から南東約200メートルの繁華街。【川畑岳志、栗栖由喜】

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