キヤノングローバル戦略研究所上席研究員の峯村健司氏が8日、フジテレビ系「サン！シャイン」（月〜金曜前8・14）に出演。石破茂首相と米国のトランプ大統領の関係を暴露した。
番組では「トランプ関税の食い違い」を取り上げた。視聴者からの「石破総理はどうして自分で直接トランプさんに会って交渉しないの？」という疑問の声が紹介された。
峯村氏は「グリア通商代表と対立した5月23日、同じ日に石破さんとトランプさんが電話で会談したらしい」と証言。「トランプ大統領の関係者によると石破さんの長い話にトランプさんがイライラして2回ほどキレたらしい」と明かした。
出演者から「石破さんはアメリカに行きづらい状況ですか」と質問が飛んだ。「だから会う頻度が減っている。今も赤沢さん任せの状況が続いている。ここが問題で、他国ではトップが出てバシッと決めている」と指摘した。
「相互関税」をめぐっては、日本政府は既存の関税率が15％未満の品目は一律15％になるが、15％以上の品目は上乗せされずに従来の税率が維持されると説明していた。一方で米政府は、既存の税率に関係なく日本からの輸入品には15％の関税が上乗せされるとしており、説明が食い違っている。
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