全国高校野球選手権大会は第7日の12日、阪神甲子園球場で2回戦があり、聖光学院(福島)は山梨学院に2―6で敗れ、2年ぶりの甲子園勝利はならなかった。
聖光学院・斎藤智也監督の試合後の主な談話は次の通り。
聖光学院・斎藤智也監督
檜垣(瑠輝斗)くんの対策を結構してきたので、先発の予想が逆で意表を突かれたのはある。菰田(陽生)投手も必ず投げるとは思っていましたが、後ろで来ると思っていました。山梨学院さんの打線の質が高いのはわかっていたので、6失点は想定内。だからうちは7点取らなければいけないと思っていました。
(菰田投手は)やっぱり打てないんですよね。速さだけならうちの選手は捕まえるかなと思ったが、角度と、球筋と重さが一種独特だという声があった。低めの球を積極的に狙うようにという指示はしていましたが、それでもその直球を捕まえきれなかったのは残念ですね。
6―5とかそういう試合になるようなイメージだった。だから大嶋(哲平投手)が打たれながらも0―0、ロースコアで試合が動いていたのはうちにとってはラッキーだぞと。いかんせん、ゼロじゃ勝てないぞってことを選手に言いながら。(七回に)檜垣くんが出てきた時に一気に攻めたかった。
大嶋は私の想定を上回る失点の少なさだった。七回まで2失点で粘れるとは思っていなかった。八回は連打を浴びている時に代え時があったかもしれないが、やっぱり大嶋をマウンドから降ろしたくなかった。うちのエースなので。大嶋は打たれることはあっても自滅したことは一度も無い。(春の)選抜もこの夏も、自分の役割を果たしてくれた。
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