
日本三大盆踊りの一つで奥美濃の夏の風物詩「郡上おどり」を朝まで踊り明かす「徹夜おどり」が13日、岐阜県郡上市八幡町で始まった。16日まで。
城下町の道路には色とりどりの浴衣に身を包んだ踊り手たちがそろい、お囃子に合わせて踊りを披露。踊りの輪は観光客らを巻き込みながら次第に大きくなり、夜の町を熱気で包んだ。
郡上おどりは約400年の歴史を持つ伝統行事で、国の重要無形文化財にも指定。毎年7月中旬から9月上旬までの約2カ月間にわたり開催される。
旧盆(8月13~16日)の4日間に行われる徹夜おどりは、午後8時から翌朝午前5時まで夜通し踊り続けることから、全国から多くの観光客が訪れる人気行事となっている。
今年の郡上おどりは9月6日まで。【山崎一輝】
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