
熱戦が続く全国高校野球選手権大会で、甲子園デビューに向けて女性審判たちがステップアップを目指す機会があった。
春夏の甲子園大会ではこれまで、男性しか審判委員を担当したことがない。日本高校野球連盟は10日から3日間、大会期間中に初めて全国の女性審判を集めた研修会を阪神甲子園球場で開いた。
参加したのは、埼玉の森田真紀さんと佐藤加奈さん、栃木の和田佳奈さん、神奈川の岩男香澄さん、佐賀の松本京子さんの5人。
5人は今年5月、全国から選抜された高校軟式野球選手による「春の軟式交流試合」で審判委員を務めた。日本高野連が主催する大会で女性審判委員が甲子園に立つのは初めてだった。
日本高野連の井本亘事務局長は今回の研修会について「女性審判の活躍の場を提供したい…
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