現場近くで登山客が避難、ヘリで救助へ 北海道・羅臼岳のヒグマ襲撃

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2022年4月の早朝、ウトロ漁港近くに姿を見せたヒグマ=斜里町で、貝塚太一撮影 拡大
2022年4月の早朝、ウトロ漁港近くに姿を見せたヒグマ=斜里町で、貝塚太一撮影

 14日午前11時10分ごろ、北海道斜里町の知床半島にある羅臼岳付近で、「友人がヒグマに襲われた」と北海道警に110番があった。襲われた20代の男性はクマに引っ張られたといい、行方不明。安否は分かっていない。  道警によると、男性は2人で登山中で、20代の同行者は「襲われた男性はクマと一緒に姿が見えなくなった」などと説明している。同行者にけがはなかった。

 道警はハンターと共に現場を捜索。同行者を含めて複数の登山客が現場近くの展望台に避難しており、ヘリコプターで救助する。

 知床半島は世界自然遺産で知られ、羅臼岳は半島の最高峰。12日にも登山道で登山客が至近距離でヒグマに遭遇したとして、斜里町はホームページで「7月以降、人を忌避しないヒグマが度々目撃されています」と注意を呼びかけていた。

 道内では7月に南部の福島町の住宅街で男性がヒグマに襲われて死亡。4月にも美唄市の山林でハンターの男性が重傷を負っている。【本多竹志、和田幸栞】

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