中国・北京市で24日ごろから断続的に豪雨があり、市当局は29日、市内での豪雨による死者が30人に上ったと発表した。国営新華社通信が報じた。道路の損壊や停電も発生しており、当局などが復旧作業を進めている。
新華社によると、28日までに北東部の密雲区で28人が、北部の延慶区で2人がそれぞれ死亡した。避難者数は、累計で8万人超に上ったという。
中国では北部や東北部で大雨による被害が相次いでおり、習近平国家主席は28日夜、洪水対策に関する「重要指示」を出していた。【北京・畠山哲郎】
北京で豪雨続き30人死亡 8万人超が避難、停電も 新華社報道
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