全国高校野球選手権大会は第11日の16日、阪神甲子園球場で3回戦があり、山梨学院が岡山学芸館に14―0で勝利し、11回目の出場で初の準々決勝に進出した。
山梨学院の注目の投打「二刀流」の右腕・菰田陽生(はるき)投手(2年)は最速150キロをマークするなど5回3分の2を1安打無失点。打者としては3安打3打点の活躍を見せた。
試合後の菰田選手の主な談話は次の通り。
山梨学院・菰田陽生投手
<投打の活躍>
甲子園の舞台で自分のプレースタイルを発揮できたのは良かった。これを次の試合でも継続できるように頑張っていきたい。
(打者としては)初戦はヒットが出ていなかったが、今日は打つことができた。打てないと試合の勝ち負けにも影響してくるので、これを継続して次の試合でも打てるようにしたい。
やっぱりそういうところ(投打二刀流)を目標にやっているので、少しでもそこに近づけるようにと思っています。
<最速150キロを計測した>
勝てば、ベスト8。チームとして絶対に勝つという中で試合に入った。自分も相手打者を抑えるために、そういう気持ちが150キロという球速に出たんじゃないかなと思う。
相手も前回よりも分析してくるので、自分も出力を上げて抑えにいかないと打たれると感じていた。
<センバツ大会からの成長は>
センバツでは(救援で)3イニングを投げさせてもらった。少し楽な環境や状況で投げさせてもらったが、今回は先発として投げている。
自分の中ではいいピッチングができているんじゃないかなと思う。やっぱりチームの勝利に貢献できているのが良かったです。
<今後の目標>
まずはしっかり一戦一戦勝ち進んでいきたい。少しでも3年生と長くこの甲子園の舞台で試合ができればいいかなと思っています。
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